湿地のグリーンウェイブ2012 & ラムサールCOP11報告会(10/20 徳島)

121020yoshinogawa-chirashi.jpg

チラシ(PDF)

 ラムネットJでは、湿地のグリーンウェイブ2012吉野川実行委員会と共催で、2012年10月20日(土)に、徳島市のアスティ徳島において、湿地のグリーンウェイブ2012 & ラムサールCOP11報告会「スポットから流域へ〜湿地がつなぐ自然と人々〜吉野川をラムサール登録地に!!」を下記の通り開催します。ぜひご参加ください。


湿地のグリーンウェイブ2012 & ラムサールCOP11報告会

スポットから流域へ〜湿地がつなぐ自然と人々〜
吉野川をラムサール登録地に!!


yoshinogawa.jpg

吉野川河口

 四国三郎・吉野川は、河口から第十堰まで14.5kmにわたり汽水域が広がり、日本の河口本来の姿を残した生物多様性の宝庫です。吉野川の河口域は、日本で最初に「東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワーク」に参加し、ラムサール条約湿地としての国際基準を満たすと認められる湿地(潜在候補地172か所)の1つに選定されています。
 ラムサール・ネットワーク日本では、湿地の大切さや賢明な利用についてより多くの人に知っていただくために「湿地のグリーンウェイブ」という全国キャンペーンを毎年4〜6月に実施していますが、今年は「スポットから流域へ〜湿地がつなぐ自然と人々」をテーマに行いました。まさに吉野川にぴったりのテーマということで、その報告会を徳島で行います。
 そして、今年は7月に第11回ラムサール条約締約国会議(COP11)が行われました。日本では新たに9か所の条約湿地が登録されましたが、中でも渡良瀬遊水地と円山川下流域・周辺水田の2か所は、河川法に基づく河川区域指定を保全の法的担保措置とすることが認められ、吉野川流域のラムサール条約湿地登録につながる先例となりました。そこで、その成果をつなげるために、ラムサールCOP11の報告も併せて行うことにしました。
 吉野川が四国で初のラムサール条約湿地に登録されることをめざして、そして吉野川が生物多様性豊かなままに未来に引き継いでいけるように、共に考えていきましょう。

●日 時:2012年10月20日(土)13:00〜17:30(開場12:30)
●会 場:アスティ徳島 第6会議室(徳島市)
      徳島駅から徳島市営バス「山城町ふれあい健康館行き」約15分
      文理大学前下車
      交通案内 http://www.asty-tokushima.jp/koutsuu/
●資料代:500円

《プログラム》
■第1部  湿地がつなぐ自然と人々〜湿地のグリーンウェイブ 13:00〜13:45
・湿地のグリーンウェイブ全体報告:安藤よしの(ラムネットJ)
・三番瀬のCOP12ラムサール条約湿地登録実現に向けて:
  立花一晃(三番瀬のラムサール条約登録を実現する会)
・吉野川の各参加団体からの報告
■第2部  ラムサールCOP11の成果をつないでいこう 14:00〜16:00
・ラムサール条約とラムサールCOP11全体報告:柏木 実(ラムネットJ)
・特に水田関係での成果報告:呉地正行(ラムネットJ)
・渡良瀬遊水地からの報告:
  浅野正富(渡良瀬遊水池をラムサール条約登録地にする会)
・円山川からの報告:坂本成彦(豊岡市コウノトリ共生課)
■第3部  ディスカッション「吉野川を未来につなぐために」 16:20〜17:30
 コーディネーター:花輪伸一(ラムネットJ)

★同時開催:湿地のグリーンウェイブとCOP11関係の展示

●主催:ラムサール・ネットワーク日本(ラムネットJ)
●共催:湿地のグリーンウェイブ2012吉野川実行委員会
(構成団体)里山の風景をつくる会/吉野川ラムサールネットワーク/とくしま自然観察の会/徳島子ども劇場/川塾/徳島県自然保護協会/よしのがわ探検隊
●後援:日本自然保護協会/WWFジャパン/国連生物多様性の10年市民ネットワーク/IUCN日本委員会/生物多様性とくしま会議/朝日新聞徳島総局/四国放送(株)/毎日新聞徳島支局/読売新聞徳島支局/NHK徳島放送局/徳島新聞社

※この報告会は、セブン-イレブンみどりの基金の助成を受けています。
※この報告会は、にじゅうまるプロジェクトに参加しています。

●お問い合わせ
NPO法人 ラムサール・ネットワーク日本
TEL/FAX 03-3834-6566 Eメール info☆ramnet-j.org(☆は@に置換)

2012年09月18日掲載