第15回 日韓NGO湿地フォーラム開催のご案内
日韓NGO湿地フォーラムは、2007年以来、ラムサール・ネットワーク日本(ラムネットJ)と韓国湿地NGOネットワーク(KWNN)が、毎年交互に主催しており、今回は日本側の主催となります。コロナ禍で韓国NGOの方々に訪日いただくのは困難となり、韓国はコヤン(高陽)市、日本は熊本県八代市の会場を、オンライン会議システム「Zoom」でつないで開催することになりました。
例年、日韓の湿地を巡る諸問題の議論を行っていますが、今年の夏は日韓ともに記録的な豪雨による水害が発生していることから、流域の治水やダムの問題等をとりあげます。その他、湿地保全と地域のwin-winな関係などを日韓双方から報告し話し合います。
どなたでもZoomによる視聴参加が可能です。発表には通訳が付きます。参加ご希望の方は下記の要領でお申し込みください。
第15回 日韓NGO湿地フォーラム
●開催方法:オンライン会議システムZoomによる配信
●日 時:2020年12月5日(土)13:00~17:00
(12:45からZoom会議室オープン)
●参加費:無料(要申し込み)
●主 催:ラムサール・ネットワーク日本
●共 催 韓国湿地NGOネットワーク
●プログラム(敬称略)
(1) 基調講演:これ以上のダム建設は必要か
嶋津暉之(水源開発問題全国連絡会)
(2) 4大河川の再自然化の到達点と課題──クムガン(錦江)を中心に
チョン・ギュソク(グリーン・コリア)
(3) DMZとイムジン河口の生態学的特徴と
ムンサン(汶山)−ケソン(開城)間高速道路の建設問題
キム・スンホ (DMZ生態研究所)
*(1)から(3)に関する質疑・討論
(4) 農業とラムサール条約湿地の共存関係──宮城県・蕪栗沼の事例
呉地正行(ラムネットJ、日本雁を保護する会)
(5) いかにして新しい保護区を指定させるか
──トンヨン(統営)市におけるウミクサ海洋保護区の事例
チャン・ヨンチャン(民主主義と環境協議センター)
(6) 八代市における田んぼの生き物調査報告
高野茂樹(ラムネットJ、八代野鳥愛好会)
(7) 湿地と漁民とのWin-Winプロジェクト
イ・ウンジョン(ECOコリア)
*(4)から(7)に関する質疑・討論
●参加申し込み方法
・Zoomでの参加をご希望の方は以下のフォームからお申し込みください。
・申し込み締め切り:2020年11月30日(月)
・お申し込みいただいた方には、12月2日(水)までに
Zoom会議室のURL、ID、パスコードをお知らせします。
・Zoom参加の定員は日韓各50名の予定です。
●お問い合わせ:ラムサール・ネットワーク日本 事務局
・Eメール info☆ramnet-j.org(☆印は@に置換)
・TEL/FAX 03-3834-6566
※熊本県八代市の現地会場:桜十字ホールやつしろ(やつしろハーモニーホール)での参加をご希望の方は、上記フォームのコメント欄にその旨ご記入ください。詳細を事務局よりご連絡いたします。
2020年11月17日掲載