サワオグルマ咲く春の中池見を楽しみます。花を観察しながら、草摘みも。五感で春を感じる観察会です。
サワオグルマ
トキワイカリソウ
NPO法人中池見ねっとは、福井県敦賀市にあるラムサール条約湿地・中池見湿地の保全及び湿地の持続可能な利用を図り、自然と人が共生する豊かな社会の実現に寄与することを目的として活動しています。水田生態系保全のためのミニ田んぼサポーター事業や外来生物の防除活動に加え、湿地内にある茅葺き古民家を利用しての「なかいけみカフェ」などを通して、生き物豊かな湿地の魅力を伝えています。
また、2022年より「中池見サポーターズバンク」を立ち上げ、誰でも湿地の保全活動に気軽に関われる仕組みづくりを進めています。
中池見サポーターズバンクについてはこちら
https://sites.google.com/view/nakaikemisb/
中池見湿地は福井県敦賀市にある、広さ25haほどの小さな湿地です。敦賀駅から約2㎞と市街地のすぐ近くにありながら、周りを山に囲まれて、まるで隠れ田のように静かな時間が流れるところです。
昭和40年頃まで全域で水田耕作が行われ、当時からの小さなため池や大小の水路などその多様な水辺環境には60種以上の絶滅危惧種を含む約3000種の生き物が確認されています。
2012年、その生物多様性の高さに加え、袋状埋積谷という特異的な地形や、世界屈指の厚さ40mにも及ぶ泥炭層が地下に堆積していることから、「国際的に重要な湿地」と認められ、中池見湿地はラムサール条約に登録されました。