ラムサール・ネットワーク日本 設立総会のご案内
【プレスリリース 2009/04/27】
ラムサール・ネットワーク日本 設立総会のご案内
~泡瀬干潟問題に関する現地からの特別報告も行います~
湿地保護NGOの新しい全国組織「ラムサール・ネットワーク日本」の設立総会が、4月29日(水・祝)午後2時から5時まで、東京・目白の雑司が谷地域文化創造館・多目的ホールで開催されます。
ラムサール・ネットワーク日本は、2008年に韓国で行われた第10回ラムサール条約締約国会議(COP10)に向けて結成された「ラムサールCOP10のための日本NGOネットワーク」が活動を終了するにあたり、その恒久的な後継組織として発足するものです。
ラムサールCOP10のための日本NGOネットワークは、韓国のNGOとともに2008年10月に「世界NGO湿地会議」を開催して「世界湿地ネットワーク(WWN)」を立ち上げ、ラムサールCOP10では「水田決議」の提案と採択などにNGOの立場で貢献しました。
ラムサール・ネットワーク日本はその成果を引き継ぎ、地域の草の根グループと連携しながら、ラムサール条約に基づく考え方・方法により、すべての湿地の保全、再生、賢明な利用の実現をめざして活動していきます。
当面の重要課題としては、2010年に名古屋で行われる生物多様性条約締約国会議(CBDCOP10)に向けて湿地の生物多様性をアピールしていくほか、緊迫している泡瀬干潟の埋め立て問題などに集中的に取り組んでいく方針です。
なお、4月29日は総会議事の終了後、土砂投入工事が保留となって注目されている泡瀬干潟について、現地からの特別報告があります。泡瀬干潟を守る連絡会の前川盛治氏が市民運動の成果とも言える工事保留の背景や、4月22日に提出された市および県の控訴理由書の問題解説など、最新の状況について報告する予定です。
報道関係の皆様のご来場、ご取材をお待ち申し上げます。
記
ラムサール・ネットワーク日本設立総会
日時:2009年4月29日(祝)午後2時~5時
会場:雑司が谷地域文化創造館 多目的ホール(地下1階)
東京都豊島区雑司が谷3-1-7 千登世橋教育文化センター内
*地下鉄副都心線雑司が谷駅2番出口上またはJR山手線目白駅下車徒歩約10分
2009年04月27日掲載