報告集「湿地の生物多様性を守る」

 報告集「湿地の生物多様性を守る」は、ラムサール・ネットワーク日本の前身である「ラムサールCOP10のための日本NGOネットワーク」が、2008年10月に韓国で行われた第10回ラムサール条約締約国会議(COP10)に向けて、編纂したものです。
 「湿地政策の検証」と「各地の報告」の2本立てのレポートですが、諸般の事情で編集作業が遅れ、COP10では「湿地政策の検証」の要約版(英語)のみを配布し、COP10終了後の2008年12月に「湿地政策の検証」、2009年3月に「各地の報告(暫定版)」を公表しました。
 「湿地政策の検証」は、日本の湿地政策を検証し、将来に向けて提言を行うことを目的に、「河川」「湖沼」「干潟」などさまざまなタイプの湿地の保護政策、ラムサール条約関連事項について、現状や問題点などがまとめられています。
 「各地の報告」は「ラムサールCOP10のための日本NGOネットワーク」に参加したNGO、個人の方々によって執筆された各地の湿地からの現状報告です。未収録の重要湿地もあり、また体裁の統一など改善すべき点もあることから、暫定版として公開しつつ、2010年に名古屋市で開催される生物多様性条約締約国会議での公表を次の目標として、ラムサール・ネットワーク日本で改訂作業を続けていくことにしました。
 以下にPDFファイルで収録しますので、ご活用ください。

報告集「湿地の生物多様性を守る」

2009年07月24日掲載