世界湿地の日シンポジウム in 渡良瀬遊水地(2/18)

 ラムサール・ネットワーク日本(ラムネットJ)では、渡良瀬遊水池をラムサール条約登録地にする会 と共催で、2月18日午前10時から、「世界湿地の日シンポジウム in 渡良瀬遊水地」を栃木市栃木文化会館小ホールにて開催します。みなさま、お誘い合わせの上、ぜひお越しください。


湿地のグリーンウェイブ・プレ「ラムサールCOP11」イベント

世界湿地の日シンポジウム in 渡良瀬遊水地

●日 時:2012年2月18日(土)10:00〜17:00(開場9:30) 
●会 場:栃木市栃木文化会館 小ホール
      東武日光線・JR両毛線栃木駅から徒歩15分〔地図〕
資料代:500円
●主 催:ラムサール・ネットワーク日本(ラムネットJ)
     渡良瀬遊水池をラムサール条約登録地にする会
●後 援:WWFジャパン、公益財団法人 日本野鳥の会
     公益財団法人 日本自然保護協会

世界湿地の日シンポチラシ

チラシ PDFファイル

 2月2日は、湿地保全の国際条約であるラムサール条約が制定されたことを記念する、世界湿地の日(WWD:World Wetlands Day)です。また、今年は第11回ラムサール条約締約国会議(COP11)が、7月にルーマニアのブカレストで開催されます。そこで、世界湿地の日を記念し、ラムサールCOP11の国内プレ・イベントとして、このシンポジウムを企画しました。
 第1部では、ラムネットJが2011年から実施している春の湿地保護全国キャンペーン「湿地のグリーンウェイブ」の参加団体が、キャンペーンでの活動内容や各地の湿地保全の状況について報告し、2012年の湿地のグリーンウェイブに向けて意見交換などを行います。
 第2部では、COP11で条約への登録を目指している渡良瀬遊水地と、兵庫県豊岡市の円山川下流域に焦点をあて、条約登録の意義や今後の保全構想などについて発表します。さらに、2つの湿地に共通した課題や、保全推進における連携の可能性などについてディスカッションを行います。

【第1部】湿地のグリーンウェイブ2011〜2012(10:00〜12:40)
●湿地のグリーンウェイブ2011全体報告:安藤よしの(ラムネットJ)
●各地からの報告
  松川浦:新妻香織(はぜっ子倶楽部)
  渡良瀬遊水地:猿山弘子(渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会)
  東京港野鳥公園:金井 裕(日本野鳥の会)
  三番瀬:立花一晃(三番瀬のラムサール条約登録を実現する会)
  吉野川:井口利枝子(とくしま自然観察の会)
  博多湾:松本 悟(ウェットランドフォーラム)
  諫早/泡瀬:陣内隆之
  (有明海漁民・市民ネットワーク/泡瀬干潟を守る東京連絡会)
●討論:すべての湿地を結ぶグリーンウェイブ
  コーディネーター:花輪伸一(ラムネットJ)
  パネリスト   :安藤よしの/新妻香織/猿山弘子/金井 裕/
           立花一晃/井口利枝子/松本 悟/陣内隆之

【第2部】渡良瀬遊水地と豊岡・円山川下流域の条約登録で進める
     湿地保全(13:40〜17:00)
●渡良瀬遊水地と豊岡・円山川下流域が条約登録されることの意義
  浅野正富(ラムネットJ)
●渡良瀬遊水地をエコ・ミュージアムに
  高松健比古(渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会)
●豊岡から広げるコウノトリ・ネットワーク
  佐竹節夫(コウノトリ湿地ネット)
●討論:コウノトリでつなぐ豊岡と渡良瀬遊水地
  コーディネーター:呉地正行(日本雁を保護する会)
  パネリスト   :佐竹節夫/花輪伸一/高松健比古
           青木章彦(わたらせ未来基金)
           河地辰彦(日本野鳥の会栃木)

■お問い合わせ:渡良瀬遊水池をラムサール条約登録地にする会  事務局
 TEL 0285-25-6577(浅野正富法律事務所内)
 Eメール m-asano☆msd.biglobe.ne.jp(←☆印は@に置き換えてください)

※このシンポジウムは、にじゅうまるプロジェクトに参加しています。
※このシンポジウムは、セブン-イレブンみどりの基金の助成を受けています。
※会場への交通機関のご案内など、シンポジウムに関する詳しい案内をPDFファイルのチラシに掲載していますので、ご参照ください。

2012年01月21日掲載