CBD/COP12に向けた日韓NGOミーティング(第9回日韓NGO湿地フォーラム)

 2008年に韓国で行われたラムサール条約第10回締約国会議を契機に、ラムサール・ネットワーク日本では、韓国湿地NGOネットワークと共同で、日韓の湿地保全に関する情報交換や活動提携のための会合「日韓NGO湿地フォーラム」を継続して開催してきました。今年は10月に韓国のピョンチャンで、生物多様性条約第12回締約国会議(CBD/COP12)が開催されます。そこで、第9回目の日韓NGO湿地フォーラムは枠組みを拡大し、国連生物多様性の10年市民ネットワーク、CBD COP12韓国市民ネットワークとの共催で、「CBD/COP12に向けた日韓NGOミーティング」として実施します。
 1日目は、韓国内のCBD/COP12の準備状況や、SABSTTA17、18からCOP12までの流れ、そして生物多様性や湿地保全に関する両国の現状や課題などを報告します。また、2日目は、CBD/COP12での日韓NGOの具体的な取り組みについて戦略会議を行います。
 両日とも、どなたでもご参加いただけますので、生物多様性や湿地保全に関心のある方は、ぜひお越しください。

CBD/COP12に向けた日韓NGOミーティング
(第9回日韓NGO湿地フォーラム)

●日 程:2014年2月14日(金)〜2月15日(土)
●場 所:大阪府立大学 I-siteなんば
      大阪市浪速区敷津東2-1-41南海なんば第1ビル2・3階
      TEL 06-7656-0441(代)
      南海電鉄なんば駅(中央出口)徒歩約12分
      南海電鉄高野線今宮戎駅徒歩約6分
●主 催:ラムサール・ネットワーク日本(ラムネットJ)
     国連生物多様性の10年市民ネットワーク(UNDB市民ネット)
     韓国湿地NGOネットワーク(KWNN)
     CBD COP12韓国市民ネットワーク
●共 催:IUCN日本委員会
●参加費:無料
●お問い合わせ:ラムサール・ネットワーク日本 事務局
     Eメール info☆ramnet-j.org(☆印は@に置換)
     TEL/FAX 03-3834-6566

【プログラム】

●2月14日(金)10:00〜18:00(昼休み12:00〜13:00)
 会場:I-siteなんば 2階 C1室
 <日韓NGOからの報告>
・CBD/COP12準備状況
   キム・キョンチョル(KWNN事務局長)
・COP12に向けて〜COP10の教訓から
   道家哲平(IUCN日本委員会)
・韓国の主な湿地イシューと課題
    ファン・インチョル(緑色連合)
・地域における生物多様性保全のとりくみ
    坂田昌子(UNDB市民ネット代表)
・韓国の湿地/生物多様性政策と課題
   パク・チュンロク(KWNN運営委員長)
・諫早湾干拓事業──開門は今が正念場
   堀 良一(ラムネットJ共同代表/有明訴訟弁護団)

●2月15日(土)10:00〜18:00(昼休み12:00〜13:00)
 会場:I-siteなんば 2階 S4室
 <日韓NGOによる戦略会議>

※このミーティングは世界湿地の日記念イベントとして開催します。
※同じ会場で2月15、16日に、CBD愛知目標達成のための取り組み「にじゅうまるプロジェクト」の会合「にじゅうまるCOP1」も開催されます。詳しくは、にじゅうまるCOP1のウェブサイトをご参照ください。http://bd20.jp/cop1/
※にじゅうまるCOP1において、ラムネットJは2月16日に湿地の生物多様性の保全をテーマにした2つの分科会を開催します。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2014年01月25日掲載