院内集会「日本列島の生物多様性をチェックする」(5/22)
5月22日は、国連が生物多様性条約にもとづいて制定した「国際生物多様性の日」です。2014年のテーマは「島の生物多様性 Island Biodiversity」で、世界各地で式典やイベントが予定されています。
島々と島を取りまく海域は、独特の生態系を持ち、生物多様性に富み、固有種を含む多くの動植物の重要な生息場所となっています。また、私たちにとっても、魚介類などの食物供給の場、観光やレクリエーションの場として重要な自然環境です。
2010年には名古屋で、日本が議長国となって生物多様性条約COP10が開催され「愛知ターゲット」が採択されました。このターゲットは、生物多様性の損失を止めるための国際的な約束としてたいへん重要なものです。
私たちは、5月22日の「国際生物多様性の日」に、いくつかの事例を取り上げて、日本列島の生物多様性をチェックし、その現状を理解し、保全対策を考えるための院内集会を以下のとおり開催したいと存じます。
集会では『辺野古新基地および高江ヘリパッドの建設に強く抗議し計画の撤回を求める環境団体の声明と要請〜軍事基地建設ではなく世界自然遺産への登録を〜』も発表します。
ぜひ、多くの皆さまのご参加をお願いいたします。
国際生物多様性の日(5月22日)
International Day for Biological Diversity - 22 May
院内集会「日本列島の生物多様性をチェックする」
●日時:2014年5月22日(木)12時〜13時45分(11時30分開場)
●会場:衆議院第2議員会館 第5会議室(地下1階)
*11時30分から50分までの間に、衆議院第2議員会館入口で手荷物検査を受けてから、通行証をお受け取りください。
●内容
- 「国連生物多様性の日」について(坂田昌子)
- 沖縄島・辺野古と高江における生物多様性の破壊と環境団体声明(花輪伸一)
- 本州・リニア中央新幹線と環境影響(辻村千尋・日本自然保護協会)
- 日本列島・持続可能な漁業(花岡和佳男・グリーンピース・ジャパン)
- 国会議員からの発言、質疑応答
●主催:NPO法人ラムサール・ネットワーク日本
国連生物多様性10年市民ネットワーク(UNDB市民ネット)
●お問い合わせ
花輪伸一(ラムサール・ネットワーク日本共同代表)
hanawashinichi2☆mbn.nifty.com(☆印は@に置換)TEL 090-2452-8555
坂田昌子(UNDB市民ネット代表)
kenju_sakata☆yahoo.co.jp(☆印は@に置換)TEL 090-5308-2197
2014年05月20日掲載