田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト交流会・琵琶湖
ラムサール・ネットワーク日本(以下、RNJ)は、ラムサール条約および生物多様性条約の水田決議に基づく水田の生物多様性向上を、国際的・国内的に継続的に推進しています。
愛知ターゲットの達成目標年である2020年に向けて、水田における生物多様性向上を図るべく「田んぼの生物多様性向上の10年プロジェクト」行動計画を作成し、具体的な取組み内容を提示して、実践する仲間の拡大に努めているところです。
このたびは、琵琶湖を拠点とした周辺田んぼで実践されている魚道構築による生物多様性向上の取り組みに注目し、琵琶湖の恩恵を受けている地域圏を対象として地域集会を開催します。
1日目は、琵琶湖周辺の稲作農家の方に集まっていただき、生物多様性に配慮した米作りの実践と課題について話し合っていただきます。2日目は、1日目の課題を受けて、農家だけでなくマルチステイクホルダー(消費者/企業/行政)で取り組むことで出来る事を考えたいと思います。
なお、本交流会は2016年8月に小山市で開催されるICEBA2016(生物多様性を育む農業国際会議)のプレイベントに位置付けられており、来年の国際会議でその成果が発表されることになります。
多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
<ICEBA2016プレイベント・ラムサール条約世界湿地の日参加イベント>
田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト交流会・琵琶湖
生物多様性に配慮した農業・田んぼについて考えよう!拡げよう!
開催日:2016年1月23日(土)13:00〜17:00(開場 12:30〜)
場 所:京都教育文化センター 1F(103号室)京都市左京区聖護院川原町4-13
TEL 075-771-4221(地図 http://www2.odn.ne.jp/kyobun/)
主催者:特定非営利活動法人ラムサール・ネットワーク日本
共 催:須原魚のゆりかご水田協議会(せせらぎの郷)
後 援:野洲市、滋賀県、環境省近畿地方環境事務所
協 力:国連生物多様性の10年市民ネットワーク
■プログラム(敬称略)
【1日目】琵琶湖周辺農家集会(非公開セッション)地元農家さん限定集会です
日 時:2016年1月22日(金)13:00〜16:30
場 所:滋賀県野洲市 コミュニティセンター ひょうず
現場見学:須原魚のゆりかご水田
内 容:
●「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクトについて」
RNJ 呉地正行
●「地域ぐるみで取り組む棚田集落の活性化」
奥能登棚田ネットワーク協議会 事務局長 田畑行輝
●「小ロットの環境配慮米の流通について(仮)」
民間稲作研究所 稲葉光圀
●「減農薬・減化学肥料(特別栽培米)の流通(仮)」
コープ自然派しこく 岸健二
●参加者(農家)によるグループワーク
ファシリテーター 村上悟
【2日目】みんなの集会(公開セッション)みなさんで是非ご参加ください!
日 時:2016年1月23日(土)13:00〜17:00(開場12:30〜)
場 所:京都教育文化センター 1F(103号室)
京都市左京区聖護院川原町4-13 TEL075-771-4221
内 容:
●「開会」と「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクトについて」
RNJ 共同代表・水田部会部会長 呉地正行
●「琵琶湖の生物多様性と農業について」
びわこ成蹊スポーツ大学学長 嘉田由紀子
●「須原魚のゆりかご水田のとりくみ」
須原魚のゆりかご水田協議会会長 堀彰男
●パネルディスカッション
パネラー
・農家:堀彰男 (須原魚のゆりかご水田協議会)
・地消:中村貴子(京都府立大学講師)
・行政:青田 朋恵(滋賀県職員)
・企画:呉地正行(RNJ共同代表・水田部会部会長)
コメンテイター
・1日目の集会の講師陣等
モデレーター
・嘉田由紀子(びわこ成蹊スポーツ大学学長)
※当日は、会場で琵琶湖周辺農家さんが作った環境配慮米を販売する予定です。
■参加申込み方法
・ラムサール・ネットワーク日本・フォームから:https://goo.gl/G7jfiM
・メール・ファックス・電話での申込み
1)お名前、2)ご所属、3)メールアドレス、4)電話番号、5)お住まいの都道府県、
6)このイベントを知った媒体(メール、チラシ、友人、その他)を
お書き添えの上、info@ramnet-j.org または TEL & FAX03-3834-6566へ
■問い合わせ先:info@ramnet-j.org または TEL & FAX03-3834-6566
(担当:RNJ・後藤)
2016年01月20日掲載