生物多様性国家戦略を考えるフォーラム分科会:2030年「生きもの賑わう農業」が主流化!
国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)では、愛知目標の評価と、次期世界目標「ポスト2020枠組み」を踏まえた日本の生物多様性国家戦略について考えるフォーラムを3月11日から7回シリーズで開催中です(http://bd20.jp/think-nbsap2021/)。ラムサール・ネットワーク日本(ラムネットJ)もこのフォーラムの共催団体となり、3月22日の分科会「2030年「生きもの賑わう農業」が主流化!」を下記の通りオンラインで開催します。
生物多様性国家戦略を考えるフォーラム分科会
2030年「生きもの賑わう農業」が主流化!
ラムネットJの「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト」は、環境省の次期生物多様性国家戦略の策定にあたり、環境省とNGOの意見交換会や水田決議関連会議で、10年間のこれまでの活動の経験から、多くの意見を提出してきました。
今回のイベントでは、ポスト2020目標枠組みを意識しながら、特に現在とりまとめに向けて検討会を重ねている農水省の生物多様性戦略(国家戦略にそのまま盛り込まれる予定)の基本方針やビジョン案、今回の戦略の主な変更点に注目し、農業の生物多様性の向上を実現させるためのいくつかのポイントについて議論を深めます。
農業の生物多様性向上に関心のある参加者の皆さんとの議論の結果を提案としてまとめ、オンラインイベント最終回(4月7日)で発表し、提案実現をめざして活動していきたいと思います。
●日時 2021年3月22日(月)17:00〜19:30
●開催方法:オンライン会議システムZoomによる配信
●参加費:無料
●プログラム
・田んぼの生物多様性向上とは
ラムサール・ネットワーク日本 呉地正行
・新農林水産省生物多様性戦略のポイント
農林水産省大臣官房政策課環境政策室 三浦康和
・農水省の制度で生物多様性の向上を図るには
オリザネット 斎藤光明
・「生きもの調査」による農業生物多様性の普及啓発と
水田環境の健康診断及び改善
全農ビジネスサポート広告企画部 山崎俊彦
NPO田んぼ 舩橋玲二
・生産現場と消費者をつなぐ
ー生物多様性を育む農業を支援するための仕組みづくり
コープデリ生活協同組合連合会副理事長 永井伸二郎
河北潟湖沼研究所 高橋 久
・パネルディスカッション
●お申し込み
こちらのフォームからお申し込みください。前日までにZoom会議室のリンクをお送りいたします。
●お問い合わせ
ラムサール・ネットワーク日本
TEL &FAX 03-3834-6566 Eメール info☆ramnet-j.org(☆印は@に置換)
2021年03月12日掲載