田んぼの生物・文化多様性2030プロジェクト in 小松島市

 ラムサール・ネットワーク日本(ラムネットJ)では、下記の「田んぼの生物・文化多様性2030プロジェクト in 小松島市」を10月28日(土)に、徳島県小松島市の会場とオンラインで開催します。みなさま、ぜひご参加ください。



第7回 農業国際会議(ICEBA)2025 プレイベント
田んぼの生物・文化多様性2030プロジェクト in 小松島市
生きものと歩む徳島の米づくり

 ラムサール・ネットワーク日本は、ラムサール条約と生物多様性条約の「水田の生物多様性向上をめざす決議」を現場で実践する活動の支援を、2013年に開始し、現在は国の「生物多様性2030枠組み」を田んぼで具体化する「田んぼの生物・文化多様性2030プロジェクト」を推進しています。
 地域交流会の前半では、小松島市内で生物多様性を育む有機農業などを実践し、ネイチャーポジティブに貢献されている方々に、その活動の報告をしていただきます。後半のパネルディスカッションでは、国の「みどりの食料システム戦略」の中で、温室効果ガス削減策として紹介されている、水田の中干し延長が生物多様性に及ぼす影響について、現場の声を聴きます。それを踏まえ、どうすれば温暖化防止対策と生物多様性の保全が両立できるのか、その方策を議論、整理する場としたいと思います。
 なお、本イベントは、2025年に小松島市で開催予定の第7回「生物の多様性を育む農業国際会議(ICEBA)」のプレイベントに位置付けられています。

●日時2023年10月28日(土)13:00〜17:00
   (開場12:30〜 オンライン12:50〜)
●場所:JA東とくしま アグリカルチャーセンター農業研修室
    徳島県小松島市立江町炭屋ヶ谷47-3 

●お申込方法
こちらの登録フォームからお申込みください。(先着順)
https://forms.gle/xpQvqakaC1nPBfqk6
*申込期限:10月21日(土)

●プログラム(敬称略)
 シンポジウム 13:00〜17:00

【第I部】基調講演
1.「田んぼの生物・文化多様性2030プロジェクト」
  呉地 正行(ラムサール・ネットワーク日本 理事) 
2.「協同組合間協同による有機農業の可能性について」
  岸 健二(コープ自然派事業連合 代表理事理事長)
3.「小松島市での有機農業の広がり」
  西田 聖(JA東とくしま 参与)

(休憩10分)

【第II部】地域からの報告
1. 「産直の取り組みとオーガニック・エコフェスタ」
  小川 貴士(JA東とくしま 副参事)
2. 「小松島市生物多様性農業推進協議会の取り組み」
  福岡 拓真(小松島市生物多様性農業推進協議会)
3. 「消費者の取り組み・とくしま有機農業サポートセンター」
  川合 厚平(コープ自然派)
4. 「コウノトリと農業の共生をめざして」
  柴折 史昭(認定NPO法人とくしまコウノトリ基金)

(休憩10分)

【第III部】パネルディスカッション
テーマ:「生きものと歩む徳島の米づくり」
モデレーター:舩橋 玲二
パネリスト:
 園田 由未子(あいとうエコプラザ菜の花館館長) 
 西田 聖(JA東とくしま 参与)
 岸 健二(コープ自然派事業連合 代表理事理事長)
 柴折 史昭(認定NPO法人とくしまコウノトリ基金)
 浜田 孝俊(小松島市生物多様性農業推進協議会)

●主催:NPO法人ラムサール・ネットワーク日本
●共催:コープ自然派、JA東とくしま
●協力:とくしま有機農業サポートセンター
    認定NPO法人とくしまコウノトリ基金
    小松島市生物多様性農業推進協議会
●後援:環境省中部地方環境事務所

*このイベントは、令和5年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催されます。

20231028komatsushima.jpg
*チラシPDF

2023年10月05日掲載