イベント報告
渡良瀬遊水池自然観察会
●主 催:渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会、日本野鳥の会栃木、
わたらせ未来基金、渡良瀬遊水池をラムサール条約登録地にする会
●開催日:5月8日(日)
●場 所:渡良瀬遊水池
●参加人数:88名
東日本大震災で亡くなられた方々への黙とうの後、谷中村史跡保全ゾーンを中心に、植物、昆虫、野鳥のグループに分かれて観察をしました。
今年は震災の影響でヨシ焼きが全面的に中止され、毎年目にした鮮やかな緑のヨシ原や、トリハナヤスリの群生はありませんでしたが、南方から帰ってきたオオヨシキリ、カッコウのさえずりはいつもの通り。澄み切った青空に、熱心な中学生の昆虫グループやゼミで参加の大学生20名、若者の声が満ちて、この期に自然観察会のできる幸せを、皆がかみしめました。
午後は、湿地再生の試験掘削地・環境学習フィールドで「セイタカアワダチソウとヤナギの除去作業」を国土交通省と協働で行いました。40名が汗だくになって作業。充実した一日でした。